なぜ授業選びが大事か
授業選びは留学生に限らず全生徒にとって大切です。特に自分のやりたいことが決まってない人は様々な授業を受け、いろいろな刺激を受けた方が自分の新たな可能性を見出せるかもしれません。
You can’t conncet the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. (未来を見据えて点を繋げることはできない、過去を振り返って点を繋げることしかできない)
Steve Jobs
これはSteve Jobs がスタンフォード大学の卒業式のスピーチで行った有名なセリフです。このセリフは授業選びにも当てはまると思っていて、将来に役に立つから授業を選ぶのではなく気まぐれで受けた授業が将来思わぬ形で役に立つかもしれません。
ですのでいろいろな授業を取れるようにするのはとても大切です。
Step 1: 全体像を把握しよう
まず初めにやらなければいけないことは全体像の把握です。
どういうことかというとMajorに関係なく必修の科目はどれか、卒業に必要な単位数はいくつか、自分が自由いとれる授業は何個あるかなどです。これを把握することによってどのように授業をとっていくかのイメージができます。
自分の場合だと卒業に必要な単位数は120。必修の授業が15個。そこからMajorごとにさらに必修科目があり、その他が自由に取れる授業です。自分が授業を選んできた中で失敗したなと思ったのはfreshmanの学期で選んだ授業がほとんど必修の授業だったことです。
最初はまだ何をMajorにするかわからないから先にどうせ取らなければいけない必修の授業をとってしまおうと思っていました。しかし必修の授業はいつでも取れる上にMajorはSophmoreの終わりまでに決めないといけないので先にどのMajorが自分に合っているかを確かめるためにもっといろいろな授業をとっておくべきでした。
Majorを決めるとMajorに関係のある授業の優先権がもらえたりするので早めに決めて損はないです。さらに一度決めたMajorも変更可能です。ですから全体像を把握して自由に取れる授業の数を確認しその中で自分に合ったMajorを探すことを強くお勧めします。
Step 2: Academic Advisorに相談しよう
アメリカの大学にはAcademic Advisorという存在がいます。Academic Advisorとは大学にいるカウンセラーの一種で学生がMajorやMinorを決めるのを手伝ったり、学生の取ろうとしている授業で卒業の条件を満たせるかどうかを教えてくれたりします。
特にオススメな点はAcademic Advisorは様々な生徒を助けてきているのでいろいろな経験を踏まえたアドバイスをくれます。自分がMajorをCommunicationに決められたのもAcademic Adovisorに何度も相談したおかげです。
さらにAcademic Advisorに相談するのは無料なので留学カウンセラーに相談するよりもお得に様々な情報や助けを得られます。
Step 3: Syllabusを読もう
アメリカの授業はCourse Syllabusを授業が始まる前か初日に配られます。Course Syllabusとはその授業を取る上で重要な情報が詳細にわたって説明されているものです。授業の目的から目標、ルールや教科書、課題やテストなどその授業に関する全てが網羅されているものです。
ですのでその授業が自分位合ってるかどうかを判断するのにトレも役に立ちます。例えばもしあなたがiPadにノートを取りたい人だとして教授が紙のノートしか許可していなかったら自分の時間を使ってiPadにノートを取り直さないといけません。そのようなことを防ぐためにも自分位あった助行であるかというのをCourse Syllabusを使って確認しましょう。
授業を選ぶ前にCourse Syllabusを確認するにはその授業を受け持っている教授にメールを送ってCorse Syllabusのサンプルをもらうのが一番確実でしょう。
もし受けてみて自分の想像と違ったら
いくら慎重に授業を選んでも実際受けたら想像と違ったなんてことがあると思います。そんな時は大学によっても違うと思いますが学期が始まって一週間ほどは授業を選び直すことができる場合がありますのでAcademic Advisorに確認しましょう。また授業を取り過ぎてしまって課題が多くキャパオーバーになってしまうことがあれば成績がつく前にその授業からWithdrawしましょう。
結論
自分は全ての授業の経験は何かしらの形で将来の自分を形成する一部になると信じています。しかし受けられる授業の数は有限ですので紹介した3つのステップを参考に自分に合った授業を選び有意義な留学生活を送ってください。
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